昨季ファイナルに進出するなど躍進を果たしたチームにおいて、リーグトップクラスのアスレチックセンターとして見逃せないパフォーマンスを見せたディアンドレ・エイトン。だがオフに行った延長契約交渉がマックス契約を要求したことで決裂し制限付きFAになることが決定(実質)すると、プレイオフカンファレンスセミファイナルで敗れた後は一気に今オフチームを離れるのではとの噂が流れるようになった。
サンズはエイトンの価値を高く評価している一方マックス契約の提示は依然として嫌っているようだが、ではもしエイトンが制限付きFA担った際具体的にどのチームがオファーを提示するのだろうか。
Bleacher Reportによれば、現在5チームがエイトンの状況を注視しているという。
昨オフシーズンフェニックスはエイトンの代表者から要求された5年約1億7000万ドルの契約を断った。情報源によればサンズは1月静かに彼のトレードバリューを探ったとされ、ドマンタス・サボニスを軸としたインディアナとの話もあったという。
今リーグ関係者の中でエイトンの適した移籍先としてリンクされているのは、アトランタ、デトロイト、ポートランド。いくつかのチームの幹部はセンターポジションに明らかな穴のあるシャーロットの名も挙げており、大きなキャップスペースを保有する数少ないチームの1つであるサンアントニオの名も挙がっている。
エイトンは衝撃の大敗を喫したカンファレンスセミファイナル第7戦で10数分ほどしか起用されず。試合後HCモンティ・ウィリアムズはその件について「内部の問題」とし、エイトンとチームの間に問題があることを示唆していた。
エイトンは制限付きFAになるため、サンズは他チームからのオファーに対し同額を払うことでそのオファーを打ち消し残留させる権利を持っている。だがもしサンズがエイトンにマックス契約を与えないつもりであるなら、他チームがオファーし同意されたマックス契約にマッチする可能性は非常に低い。
現状エイトンの移籍は既定路線のようにも見えるが、このドラマは引き続きサンズフロントオフィスの頭を悩ませることになりそうだ。