2020年NBAドラフト全体21位でフィラデルフィア・シクサーズに指名されたタイリース・マクシー。1年目こそベンチからのプレイが続いたものの、事情によりスタメンポイントガードを開幕から欠いていた今季は75試合中74試合にスタメンとしてプレイ。平均17.5得点4.3アシストFG成功率48.5%3ポイント成功率42.7%と非常に素晴らしい数字を残し、リーグトップの若手スコアリングガードへと成長した。
そのマクシーについて、今季からシクサーズに加入したシューターのジョージ・ニアンは以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
彼はとても楽しんでる。非常に素晴らしい選手であるだけでなく、人間としても成長してる。彼の今季の成長は経験上見たことがないものだった。
俺たちは長期にわたってオールスターとしてプレイする選手を見つけたんだ。この子にはとても才能がある。爆発的なスピードが合って、攻守両面でそのスピードを活かしている。エリートなレベルで、しかもドリブルからでもシュートを決めることができる。とても練習しているし、今夏も大きな夏になるだろうね。
マクシーはチームの最重要メンバーの一人として成長し、プレイオフではチーム2番目となる平均20.8得点を記録。この1年だけでベンチメンバーの1人からチームのセカンドオプションへと大きな飛躍を果たした。
また先日一部地元メディアはシクサーズがマクシーに対し高い評価を与え、よほど大きな見返りがない限りトレードするつもりがないと報道。チーム内で完全にその立場を明確にしている。
3年目の来季もしオールスターに選ばれるほどの活躍を見せれば更にその評価を高めるだろうが、期待が大きくかかる来季はどんな成長を見せてくれるだろか。