日本時間5月30日行われたマイアミ・ヒートとのイースタンカンファレンスファイナル第7戦に勝利したことで、ボストン・セルティックスがファイナルに進出することが決定。一足先にファイナル進出を決めていたゴールデンステイト・ウォリアーズが待ち構えるチェイスセンターでファイナル第1戦が行われる。
セルティックスのファイナル進出決定により早くもファンや有識者がファイナルの行方を予想し始めているのだが、リーグトップクラスの固いディフェンス力があるセルティックスを有利と見る声がある一方、圧倒的なオフェンス力と豊富な経験値が上回るウォリアーズが優勢を見る声も多い。
そんな中、その「経験値」に関し、両チームとの差が話題になっているようだ。Legion Hoopによればウォリアーズの選手たちのファイナルでの出場試合数の合計が123であるのに対し、セルティックスは「0」だという。
Celtics players: 0 games of NBA Finals experience
Warriors players: 123 games of NBA Finals experience
(via ESPN) pic.twitter.com/iRUv8APCcY
— Legion Hoops (@LegionHoops) May 30, 2022
1試合の負けも許されないプレイオフにおいて、経験値は大きな意味を持つ。この123という数字は想像以上のものであり、勝負どころにおいてその差が顕著に現れる場面も出てくるだろう。
だがセルティックスはウォリアーズよりも圧倒的に若いチームであり、今プレイオフではミルウォーキー・バックス、マイアミ・ヒートとの7試合を乗り越えてきた。その「経験」もファイナルで活きてくるはずであり、セルティックスの選手たちはイーストの強豪を倒してきたこれまでの戦いに自身を持っているはず。
この経験差をひっくり返すことが出来るかがこのファイナルでの注目ポイントの1つになりそうだが、果たしてどんな展開が待ち受けているだろうか。