2年目の昨季若干の伸び悩みを見せ評価を下げたマイアミ・ヒートのタイラー・ヒーロー。だが3年目の今季は期待されたスコアリング面で大きな成長を見せ、見事シックスマンオブザイヤーに選出された。
ただセカンドスコアラーとしての活躍が期待されたプレイオフでは怪我の影響もあり平均12.6得点とあまり活躍できず。ディフェンスで穴になることも多く、その価値に疑問符が付くことになった。3年目を終えた今夏彼は契約を延長する資格を持っているが、弱点がはっきりしているためかファンからはヒーローに対し大型契約を提示しないほうが良いのではとの声も多いのが現状だ。
そんな中、ヒーローが自身の価値について語ったようだ。彼の以下のコメントをMiami Heraldが伝えている。
みんな俺がまだ22歳である事を忘れてる。今季はジャンプアップして、これからも成長する。学ぶところで小さな挫折が起こるかもしれない。それが俺のやる気になるんだ。
ヒーローによれば、今季評価を集めたため来季はなんとかスタメンの座を勝ち取りたいという。
ヒーローは今季平均20.7得点4.0アシストを記録。FG成功率44.7%3ポイント成功率39.9%とシューティング面はリーグトップクラスであり、レギュラーシーズンは火力不足だったヒートにおいて貴重なスコアリングオプションとして機能した。
その活躍が彼に自信を与えたのだろうが、現状ヒートがヒーローに対し大型契約を提示する予定は無いと見られている。確かにまだ22歳になったばかりでありまだ成長する余地を残しているだろうが、フロントオフィスはどんな決断を下すだろうか。