昨季レギュラーシーズンで勝率5割に終わり、プレイオフでもファーストラウンドでブルックリン・ネッツに敗れたボストン・セルティックス。今季も序盤で躓きテイタム&ブラウンのコンビを解体するべきではとの声や噂が飛び交っていたが、見事ファイナルに進出し当時の批判を消滅させた。
ファイナルを前に、テイタムはブラウンとの関係性について問われ以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
本当に勝ちたいと思っていて、非常に競争力のある2人の若者だということだ。だからこそお互い理解したいと思い近づくようになった。必ずしも人々が間違っていることを証明する必要はないけど、勝利してタイトル獲得のポジションに行けることを証明するだけ。
ここまでの道のりはタフだった。どこかの時期、俺達は勝率5割を切ってカンファレンス11位から3ゲームしか無い場所に居た。そこからここまでこれると考えた人間はそう多く居ないはずさ。だけど俺達には常に信念があって、何かを成し遂げることが出来るグループだったんだ。
昨季はコロナウイルスの感染なども含め全く良いニュースがなく、地獄を見ることになったテイタムとブラウン。結果が出ない間は多くの批判を受けたが、信念を曲げることなく向上し大きく評価を上げた。
ファイナルの相手は百戦錬磨のウォリアーズであり、経験では大きく負け越している。ただ両者ともに若い頃からカンファレンスファイナルを何度か経験しており、大舞台の経験がない訳ではない。ここで大活躍を披露すればリーグトップのツーウェイデュオとして更に評価を高めることになるが、彼らはどんな活躍を見せてくれるだろうか。