今季開幕前個人で行っていた練習で足の指を骨折したザイオン・ウィリアムソン。当初は開幕前には間に合うとされていたが、復帰時期が伸びに伸び結局シーズンを全休することになってしまった。
その間ザイオンには悪いニュースしか流れず、苦しい時期が続いたのだが
今季途中からチームメイトになったベテランスコアリングガードのCJ・マッカラムが、苦しい時期の続くザイオンを擁護したようだ。彼の以下のコメントをClutch Pointが伝えている。
彼がどんな人間であるかについて誤解がある。彼はナイスで、楽しいことが好きで、南生まれで、南側の料理を好む。彼のようなチームメイトが居るのはクールだ。
メディアでの扱われ方を見てみよう。舞台裏で彼のことを話す多くの人間が居るから、彼はあまり話さない。彼が来季行うことの1つは試合に出場することだ。メディアのためだけでなく、チームの為にもね。俺は彼との経験を楽しんでいる。彼はとてもハードに練習するからね。
ザイオンは怪物としてアマチュア時代から注目を集めてきた。だが1年目の前半戦を膝の怪我で棒に振ると、今季は全休。一応今オフは延長契約を締結する資格を持つが、ドラフト当初から懸念されてきた体重による怪我体質が依然として疑問視されており、ペリカンズは3～4年目を部分保証とした契約を提示すると報道されている。
ただ2年目に見せた平均27.0得点7.2リバウンドFG成功率61.1％という数字は多くのファンに興奮を与えた。また今季ペリカンズは序盤に大きく躓くもマッカラムの加入もありその後成績を改善させることに成功。プレイイントーナメントを勝ち進みプレイオフでフェニックス・サンズに善戦するなど、良い意味で予想外の形でシーズンを終えている。
もし今季のチームに完全な健康を取り戻したザイオンが加わればウェスタンカンファレンスにおいて非常に強力なチームになる可能性があるが、彼はマッカラムの期待に答えることが出来るだろうか。