今季ワクチン未接種の影響により29試合の出場に留まったカイリー・アービング。来季の契約はプレイヤーオプションであるものの「どこにも行く予定は無い」と語り行使し残留する可能性が高まっているが、破棄し1度FAになった上で長期契約を結び直す可能性も残っている。
ここ数年のアービングはコート内ではなくコート外での言動に注目が集まっており、プレイできなかった昨季はそれが極まっていた。それ故アービングに対し大型契約を提示するべきではないとの意見も少なくなく、実際に一部メディアからはネッツがアービングに対し長期契約の提示を躊躇っているとの報道も流れている。
だがその状況は少し変わってきているのかもしれない。地元メディアNy Postによると、アービングとネッツが今オフ長期契約を結ぶ可能性は「より高く」なっているという。
長期契約での再契約に「全く気が進んでいない」との報道がありトレードの予想もありながら、全ての矢印はブルックリンとこのオールスターポイントガードの再契約に強烈に向かっているようだ。
アービングは6月29日までに、22-23シーズンの約3650万ドルの契約をオプトアウトしてFAになるかどうかを決定する必要がある。だがリーグの情報源がNy Postに伝えたところによれば、契約延長はより可能性が高くなっている。
開幕前タイトルコンテンダー筆頭と目されたブルックリン・ネッツは、なんやかんやありプレイオフファーストラウンドで姿を消した。ファーストラウンドでのアービングはほぼ空気であり、チームメイトであり親友のケビン・デュラントがセルティックスのディフェンス網に苦しむ中援護射撃を行うことが出来ず。悪い形でシーズンを終えてしまった。
それ故アービングにはあまり良いニュースが流れてこず、最近ではレイカーズのラッセル・ウェストブルックとトレードする気色悪いトレード案がSNSで話題になっていたようだが、現状アービングは1度FAになりネッツと再契約する可能性が選択肢の中で一番高いと考えて良いかもしれない。