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ブラッドリー・ビールがFAについて「勝利できると感じる場所かどうか」

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昨季までの2シーズンNBA屈指のスコアラーとしてワシントン・ウィザーズを牽引したブラッドリー・ビールは、今季終了後プレイヤーオプションを破棄しFAになる権利を持っている。

ビールはここ数シーズン個人では圧倒的な数字を残しながらチームを勝利に導くことが出来ておらず、トレードの噂が長い間流れてきた。ただ今オフの動向に関しては今のところ目立った噂が無く、ワシントン・ウィザーズと大型契約を締結し残留する可能性が高いと見られている。

そんな中、ビールがFAについて語ったようだ。彼の以下のコメントをFadeaway Worldが伝えている。

まず家族のことを考える。家族がどこに行きたいか?どこに住みたいか?どこなら快適か?そしてチームだ。俺が今いる立場はいろんな点で非現実的なんだ。自分でコントロール出来ないからね。だけど俺はここに居て幸せ。

このことについてシャイになるつもりはない。自分にとってベストなことをしなければならない。もう6月だし決断を迫られ時間がカウントダウンしているから不安がある。でもこのポジションにいるのは楽しいよ。

俺の決定は自分が勝てると感じた場所であることをベースにする。そうして俺は決断する。もしD.Cで勝てると感じれば残留するし、ファンもそれを尊重して欲しい。何がどうであれ、一生懸命練習して競争してチームをより良くしたい。どこであっても、やることは同じさ。殆どの場合俺は自分のためにベストを尽くすつもり。他の人間が言っていることは気にしない。

ウィザーズは昨季途中トレードでクリスタプス・ポルジンギスをダラス・マーベリックスから獲得し、ブラッドリー・ビールとコンビを組ませる予定となっている。またチームにはデニ・アブディヤや八村塁、トーマス・ブライアントといった若手有望株がおり、昨季若干の飛躍を見せたカイル・クーズマを含め来季さらなる成長を見せるポテンシャルを持っている。

ただもしビールがワシントン・ウィザーズと5年約2億5000万ドルとされるマックス契約を結んだ場合、サラリーキャップが大きく圧迫され勝利に必要なピースを手に入れることが難しくなってしまう。ディフェンスレスな選手にそのような大型契約を与えるのは現代NBAでは大きなリスクであり、その点を気にするファンは少なくない。

ビールの決断は今夏のFA&トレード市場に大きな影響を与える可能性があるが、果たして彼はどんな決断を下すだろうか。

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