NBAトップクラスのサラリーを貰いながらここ3シーズンたった40試合しか出場できなかったジョン・ウォールは、先日ロケッツとのバイアウトに合意しロサンゼルス・クリッパーズへ加入した。
ウォールはアキレス腱断裂の重傷を負って以降満足の行くプレイを見せておらず、20-21シーズンは復帰したものの40試合の出場に留まっていた。クリッパーズでの活躍が期待されているとはいえ、怪我の歴史により彼の活躍を疑う声は少なくない。
だが、ウォールは来季の活躍に自信を持っているようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
今に分かるよ。俺は人々が「あぁまたなんか言ってるよ」って感じで話しているのを知ってる。だけど俺はどれだけ練習に打ち込んできたか、過去3シーズンで何を経験したか分かってる。自分自身の忠実であり続けようとしているし、モチベーションになる素晴らしいグループが俺の周りにいる。
ウォールはワシントン・ウィザーズの司令塔として活躍し、全盛期はそのスピードとディフェンス力からリーグトップクラスのポイントガードと評されていた。
アキレス腱の断裂は選手生命を脅かすほどの怪我であり再びプレイできるようになったのはウォールにとっても大きいだろうが、彼はクリッパーズで皆の予想を覆す活躍を披露してくれるだろうか。注目したい。