NBA22-23シーズンのレギュラーシーズン及びプレイイントーナメントは早くも終了し、ようやくプレイオフに突入する。そのプレイオフに関する予想がファンやメディアを賑わせている一方、プレイオフに出場できなかった残り14チームの選手たちは来季に向けた準備期間に突入している。
またプレイオフが終われば様々な選手達の移籍先候補や去就が注目を浴びることになるのだが、去就というのはポジティブなものだけでなくネガティブなものも存在しているということを皆さんはご存じだろう。新陳代謝が活発なNBAではステップアップだけでなく、大幅なステップダウンも数多く存在する。
ということで今回は米メディアFadeaway Worldがまとめた「来季中国リーグでプレイしていそうな現役選手10人」を紹介しよう。
#10 モントレズ・ハレル
年齢:29歳
今季のスタッツ:平均5.6得点2.8リバウンド
2015年、ヒューストン・ロケッツは2巡目指名権を使いルイビル大からモントレズ・ハレルを獲得した。ロケッツでの最初の2シーズン、ハレルはベンチから非常に少ない出場時間しか得ることが出来ず平均6.9得点2.9リバウンドだった。だがクリス・ポールの大型トレードのパッケージとしてクリッパーズへ移籍すると、彼は才能を開花。その後の2シーズンでベンチからの出場ながら平均13.9得点5.3リバウンド1.0ブロックを記録。さらに19-20シーズンには平均18.6得点7.1リバウンドを記録し、シックスマンオブザイヤーに選ばれた。
その翌シーズンクリッパーズを離れてから、ハレルのキャリアは急激に下降した。この3シーズンでレイカーズ、ウィザーズ、ホーネッツ、シクサーズでプレイしており、特にシクサーズでプレイした今季は平均得点がたった5.6得点となっている。彼は間もなくFAになるが、NBAチームよりも海外のチームから声を掛けられるはずだ。