日本時間の02/09未明、NBA冬のトレードデッドラインが締め切られた。
様々な動きがあった中で、今冬最も大きい話題となったのは、キャブスとレイカーズが行ったトレードだろう。
昨季リーグ3位の平均28.9得点を記録し、セルティックスをカンファレンスファイナルにまで導いたトーマスが、キャブスにフィットしていないためトレードされたのだ。
しかもトレード先は再建中のレイカーズ。昨季までリーグ屈指のスコアラーとして強豪チームでプレイしていた選手が、この短期間で再建中のチームに移籍するのは珍しいこと。
トーマス自身はデッドライン前に「トレードに疲れている」と話しており、このトレードは少しショックだったことだろう。
だが、アイザイア・トーマスのエージェントを務めるアーロン・グッドウィンは、このトレードはトーマスにとって良い機会であると思っているようだ。彼いわく、レブロン主体のチームでトーマスは活躍できないという。
代理人の以下のコメントをESPNが伝えている。
彼は復帰するために働きすぎた。そして、彼はボールを支配するプレイヤーだ。
レブロン主体で、明らかに機能しなかった。それについて私のGMのコービー・オルトマンは十分な会話をしていたことは明白だった。だが事が進んでいる状態で、当事者が有益になることはなかったんだ。これはトーマスにとって良い機会だね。
レブロンの影響力が大きすぎたのか、キャブスではフィットできなかったトーマス。
だが、レイカーズには再建の切り札と目されているロンゾ・ボールがPGとして出場する見込みである。
その場合、トーマスがプレイできるポジションがあるのか疑問が残るが、一体どうなるのだろうか。