先日行われたスパーズ戦で、ウォリアーズのスティーブ・カーHCは通算250勝を達成した。
就任302試合目での250勝達成はNBA最速どころか米スポーツ史上最速。ブルズやレイカーズで王朝を築いたフィル・ジャクソンですら、250勝達成までに346試合を要している。
素晴らしい指導力を披露しているスティーブ・カー。ドラフト下位指名ながらカーに見出され、オールスターにも選ばれているドレイモンド・グリーンは、彼の指導力を以下のように称賛した。ESPNが伝えている。
彼はいくつかのグッドプレイヤーを手に入れてるってことだよね(笑)
そうではなくて、俺はただプレイしているだけだ。信じられないことだよ。明らかに、スティーブは一度もコーチの経験がないし、こんな素晴らしいことを達成したこともなかった。彼がもたらした継続性はバスケットボールのコートだけでなく、文化という側面でも、変化を作ってきたんだ。それが俺たちの成功を支えてきた理由だよ。
なお当の本人は「素晴らしいチームを継承しただけ」と語っているが、ステフェン・カリーも「正しい決断をしている」と話しているように、ウォリアーズの選手達から絶大な信頼を得ているようだ。