昨季から低迷期に入り、今季はリーグ下位に沈んでいるダラス・マーベリックス。
アメリカの著名な実業家であるマーク・キューバンがオーナーであるとして知られているマブスだが、そのキューバンは先日ラジオでこんなことを言っていた。
知っての通り、我々はプレーオフを争っていない。負けることがベストオプションだ。
この発言は、タンク(わざと負ける)を行うと堂々と宣言したようなもので、シーズン途中にオーナーという立場の人間がこのような発言をするのは異例なことだ。
ファンや選手達に混乱を招く発言となるだろうが、このことについて長年マブスのレジェンドとして活躍してきたダーク・ノビツキーは以下のようにコメント。ESPNが伝えている。
このリーグで選手達は決して負けるためにプレイしないと俺は思う。もしかしたらそうなるかもしれないが、俺らはそのためにプレイしない。俺はまだ競争が好きだ。それが俺がまだここにいる大きな理由の一つだよ。なぜなら俺はコートで俺の年齢の半分の選手達と戦ってプレイするのが楽しいんだ。そしてコートで選手の勝利を助けたり、選手の向上を助けて自分の経験を使いたいんだ。
ノビツキーはタンクに反対のようだ。キャリアも最終盤に差し掛かっているため、負けるチームの為にプレイしたくないのだろう。
この先マブスは一体どんな戦略を採るのだろうか。