数年前からいわゆる「スプラッシュブラザーズ」を中心にリーグで圧倒的な成績を収め続けているゴールデンステイト・ウォリアーズ。
その強さからもはや「王朝」と一部では言われている。
だが、ブルズ時代マイケル・ジョーダンと共に王朝を築いたスコッティ・ピッペンは、ウォリアーズを王朝と思っていないようだ。
彼はウォリアーズについて以下のようにコメント。Dimeが伝えている。
彼らは王朝を築いていると言うけど、俺はそういう風には見えないね。
彼らは(近年で)最初のチャンピオンシップを獲得した後、おそらくリーグベストの選手を獲得した。そういうのは王朝だと思わないね。彼らは最初のタイトルを守る戦いに負けた後、リーグでベストなプレイヤーを手に入れたんだ。彼らを王朝としてみることはできないし、ケビン・デュラントはこのチームの王朝に関しての私の位置付けという尊敬に大きな変化をもたらしたと思うね。
デュラントを獲得するまで、彼らはオリジナルでチームを構築すると思っていた。それは変化だったと思うが、私は彼らを王朝として見れない。王朝というチームは特別で、違ったことをする。73勝したシーズンですら、彼らはタイトルを取れなかった。だから、王朝だとは思えない。王朝のシーズンではなかった。
ケビン・デュラントの獲得によって王朝として見られなくなったと語るピッペン。
だが、王朝でなくともウォリアーズがリーグ屈指のチームであることに変わりはない。
ピッペンの言葉は、ウォリアーズの選手達を奮い立たせる言葉にしかならないことだろう。