開幕前にチームの顔であったジミー・バトラーをトレードで放出したことにより、ブルズは本格的に再建期に突入することになった。
ニコラ・ミロティッチの復帰で波に乗っていた時期があったものの、今季は結局27勝55敗という成績を残し終了。
デリック・ローズ全盛の頃は素晴らしい成績を残していたものの、彼がヒザに大きな怪我を負って以降は優勝争いすらできていない。
今後ブルズはどんな道を進むのだろうか。ジャズやブルズでチームの大黒柱として活躍し、NBAプレイヤーを引退した現在はBIG3のチームに所属しているカルロス・ブーザーは当時、そしてこれからのブルズについてpodcastで以下のようにコメント。chicago.Tribuneが伝えている。
誰もデリック・ローズかあのような怪我を負って、彼の体が多くを経験するなんて予期できなかった。もし彼が健康なままだったら、俺らはまだ一緒になって何年もチャンピオンシップを獲得できると信じただろうね。ブルズは彼の健康をキープするために多くのことをすべきだったんだ。
いまのブルズはとても若い。多くの才能を持っていて、ボビー・ポーティスなんかは懸命に練習するやつで、とても才能があって、とてもアスレチックで、彼を筆頭にグッドな将来がある。俺は彼らが達成できるものを見るのを楽しみにしてるよ。彼らはNBAでプレーするのがどれだけ難しいかを学び、学ぶ機会を得たんだ。
ちょうど約10年前、ブルズはデリック・ローズをドラフト全体1位で指名した。10年前の人間の何人が、現在のデリック・ローズとブルズを予想できただろうか。
だが、有望な若手が多い今、それを考える必要はないだろう。
少し時間はかかるだろうが、ブルズのこれからの再建に期待したいところだ。