サンダーのスコアラーとしてラッセル・ウエストブルックとともにリーグを席巻していたケビン・デュラントは、2年前チャンピオンシップを獲得するためにウォリアーズへ移籍した。
忠誠心よりも勝利を重視したその姿勢から、当時は大きな論争を巻き起こした移籍だった。
移籍以降は、チャンピオンシップに対する思いを多々語っている彼だが、チャンピオンシップ獲得が目的の全てではないようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
俺は勝つことに夢中だし、それは間違ってない。
だけど俺はチャンピオンシップ獲得に取り憑かれているわけではない。それが俺がプレイする唯一の理由じゃない。個人の成長のためにもプレイしてるんだ。
ウォリアーズ移籍以降、デュラントはサンダーで見せていたオフェンス能力だけでなく今まで見れていなかったディフェンスの能力も開花させた。
色々な批判はあるだろうが、デュラントが勝利以外でも目的を持っていることは数字を見れば明らかなこと。
来季も、オールラウンドな活躍が期待できそうだ。