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アダム・シルバー「ウォリアーズの支配が悪いことだとは思わない」

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ここ数年リーグを圧倒しているゴールデンステイト・ウォリアーズがオールスターセンターであるデマーカス・カズンズを獲得したことは、ファンの間に衝撃を与えた。

スプラッシュブラザーズの活躍からウォリアーズの快進撃が始まっていったわけだが、ケビン・デュラントがウォリアーズに移籍して以降は露骨なアンチが増え、現在では強すぎるウォリアーズのせいでリーグが面白くなくなるという意見もある。

だが NBAのコミッショナーを務めるアダム・シルバーは、ウォリアーズの強さに問題はないと感じているようだ。理事会後の会見での彼の以下のコメントをESPNが伝えている。

問題があると言うためにここに来ているわけではない。私は現在のリーグの状況を好んでいる。だが、我々はより良いシステムを作れると思う。

我々は連続した取引から学び、新しい試みを行い、キャップや特例がどう動くかを予測し、労働組合と同じく経済学者を呼び寄せた。だがマーケットプレイスでの変化や各チームの振る舞いをうまく予測しようとするのは完璧な科学ではない。ウォリアーズの支配が必ずしも本質的に悪いことだと私は思わない。

前にも言ったように、我々はある種の強制的な均衡を作り出そうとはしていない。我々がやろうとしていることは均衡の機会だ。変更するシステムは存在するだろうし、我々は競争のバランスや均等の機会を創り出せるだろう。議論の余地はあるが、人々は必ずしも不平を言わなかった。だが良いビジネスを行う人間のように、将来を見据えてどう向上するかを見つけないとね。

ウォリアーズが圧倒的なことに異論はないが、昨季はロケッツに後塵を拝しレギュラーシーズンは2位。プレーオフでもクリス・ポールの怪我がなければ敗退していたかもしれない状況だった。

カズンズの獲得もどちらかと言えばカズンズにとってメリットが大きく、ウォリアーズから見ればギャンブル的な要素が大きい。

シルバーの言う通りウォリアーズにの強さをそこまで悲観的に見る必要はないと思うが、今季はどうなるだろうか。

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