制限付きFAとなっていたジャバリ・パーカーは、地元ブルズと2年約40億の契約にサインした。
バックス時代は大きな才能の片鱗を多く見せながらも2度の前十字靭帯断裂での苦しい時間が続いたパーカー。心機一転ブルズでの巻き返しを図る。
だがブルズで怪我といえば思い出されるのが元MVPのデリック・ローズ。
最年少でMVPを獲得し、ブルズの今後を大きく担うと期待されたローズは、若くして大きな怪我を連発。パーカーと同じ前十字靭帯断裂によって、彼のキャリアはファンの想像を大きく下回ることになってしまっている。
そして一部のファンやメディアでは、そのデリック・ローズと同じ怪我の経験があるパーカーを重ねる意見があるようだが、パーカーはそういった比較に耳を傾けるつもりはないようだ。
彼はこのことについて以下のようにコメント。NBCが伝えている。
そういうプレッシャーは俺にはない。誰もが皆そういう意見を持つだろう。だけどそういう意見よりも俺の夢の方が価値がある。
俺らはメディアがやったような、デリックを馬鹿にする事なんてしない。ここはホームタウンだ。みんなに言ってるように、ホームタウンを愛してる。
俺は復帰する事以外のプレッシャーに直面してない。元気になって戻ってきて、前に進むんだ。
昨季は怪我が癒えたものの、出場制限をかけられ満足なプレーができなかったパーカー。
今季はブルズで鬱憤を晴らす活躍を期待したい