怪我で長期離脱が確定したディジョンテ・マリー。
スタメンでの起用が濃厚だった彼の離脱によって、スパーズは先発ガードの選定を行わねばならなくなったわけだが、これからトレードなどで代役を確保するのだろうか?
答えはNOのようだ。
The Athleticによれば、スパーズはマリーの代役をトレードなどで確保しない方針だという。
マリーは昨季NBAオールディフェンシブセカンドチームに選出されるほどのディフェンス力を持つガード。昨季はレジェンドであるトニー・パーカーをベンチへ追いやり、スタメンとして試合に出場していた。今季もスパーズの先発ガードとして開幕からの出場が期待されていたところだった。
だが先日行われたプレシーズンマッチロケッツ戦で右膝前十字靭帯を断裂。復帰時期は未定だが、早くてもシーズン最終盤が濃厚。
さらに新人ガードのロニー・ウォーカーも怪我で離脱しており、ガードの人材難が起きていた。
そのため代役確保のためトレードなどを行いそうなところだが、どうやらその動きはないとみて良さそうだ。
なおスパーズは先発ガードとしてベテランのパティ・ミルズ、2年目のデリック・ホワイトのどちらかを起用する見込みだという。
トニー・パーカーやマヌ・ジノビリ、クワイ・レナードがチームを離れ新たな時代の転換期となる今季のスパーズだが、早くも難局を乗り越えなければならなくなった。