プレイメイクを担っていたレブロン・ジェームズがレイカーズへ移籍したことで、昨季以上にキャブスにおけるポイントガードのポジションは重要なものになるだろう。
その証拠に、キャブスはドラフト1巡目指名権を使いガードのコリン・セクストンを指名。
今季は彼と昨季加入したジョージ・ヒルが先発ポイントガードのポジションを争うとみられている。
そしてそのヒルは、ベテランの役割としてセクストンのメンターになる用意があるようだ。
ヒルは新人時代、所属していたスパーズでスタメンだったトニー・パーカーに言われたことを思い出しながら、セクストンについて以下のようにコメント。Cleveland.comが伝えている。
俺らはとても競争的で、俺は彼に対して厳しくするし、彼は俺に対して厳しくするだろうし、お互いを学んでより良くしようとするつもりだよ。
俺は彼に対して高い期待を持ってて、彼は自身に対して高い期待を持ってると思う。俺は彼が向上し、素晴らしいことを成し遂げるために彼の1番のファンになるつもりさ。
「お前は間違いを犯すだろう。でもOK。そこから学べ。動き続けろ。学び続けろ。そしてアグレッシブになれ」パーカーが俺に言ったこのことが一番大きなことだった。トニーとはリスクを冒して学ぶというのが課題だった。そして、そこから学ぶんだ。
自身の新人時代の経験を、セクストンに還元すれば、両者にとって最高の関係が築かれる。
そうなれば、キャブスはさらなる高みへ導かれるだろう。
彼らの関係性にも、注目していきたいところだ。