昨季のファイナルから不遇の時を過ごしているキャブスのJ.Rスミスは、どうやらトレードでのキャブス退団を考えているようだ。
記者の質問に対し彼は以下のようにコメント。ESPNが伝えている。
(トレードを希望しているかの問いに)
そうだよ。チームもわかってる。チームは俺がここにいることを望んでないから、わかってるはずさ。
今季はタイロン・ルーの下一定の出場機会があったスミスだが、そのルーはHCをクビに。その後スミスはローテーションから外れ、出場機会が保証できないことをチームから通告されたとされている。
スミスは15年目を迎える33歳のベテラン。かつてはナゲッツやニックスなどで歴史に残るダンクを決め、キャブスでは主にシューターとしての役割を担っていた。
だが今季チームは若手の育成に舵を切るつもりなのか、昨季に引き続きベテランを重宝しチームの低迷を招いていたルーをクビにしたことで、スミスをはじめベテランの退団が噂されているところだった。
だが、選手達は公共の場でのトレード表明を許されていない。そのため昨季「ここに居たくない」とツイートしトレード希望を表明したエリック・ブレッドソーが1万ドルの罰金処分を受けている。
今回のスミスのコメントも同じようなものであり、このコメントに関してNBAは処分を検討しているようだ。
今後スミスはどのような道を辿るのだろうか。