これまでナゲッツ、ニックスでリーグ屈指の得点力を武器にエースを務めたカーメロ・アンソニーは、昨季サンダーに移籍しロールプレイヤーになって以降難しい時を過ごしている。
期待値が高い分、大きな批判を浴びているカーメロ。
だがレジェンドの1人であり、カーメロととても似ているキャリアを過ごした元ホークスなどのドミニク・ウィルキンスは、カーメロの現状がとてもよくわかるようだ。彼の以下のコメントをThe Undefeatedが伝えている。
人生のある地点になると、自分がかつてのものでないということを受け入れなければならない。だけどロールプレイヤーになることはOKなことだよ。自分の立場を奪おうとしてる若い選手たちの指導に役立っているからね。
スターは難しい時を過ごすんだ。競争者だからね。
引退した時でさえ、復帰してプレイしたかったものさ。そういう考えと心があれば、離れられない。競争者なら、獣になるのは自然なことだ。それが現実なんだ。今日でさえ、私はまだプレイしたいと思っている。心の話に過ぎない。それが我々のやり方なんだ。
ロールプレイヤーになるということは、スターにとってかなり難しいことなのだろう。
今のカーメロも、そういった問題と戦っている最中なのかもしれない。