これまで様々なトレードや移籍の噂がありながら、その都度ニューオーリンズ・ペリカンズへの愛を口にし、移籍の噂を否定してきたアンソニー・デイビス。
だがここに来て、その考えは変わったのかもしれない。
ESPNによれば、デイビスの代理人を務めるリッチ・ポールがESPNに対しデイビスがペリカンズと契約延長しないことを伝えたという。
代理人のリッチ・ポールは、ニューオーリンズ・ペリカンズにオールスターであるアンソニー・デイビスが契約延長を提示された場合それに署名する意思はなくトレードを要請することを伝えた、と(現地時間)月曜日ESPNに伝えた。
ペリカンズに伝えたタイミングで、リッチ・ポールはESPNにこう語った「彼は自分の意志に正直でありたかったし、それが彼らにこのことを伝える決定をした理由だ。それがデイビスと組織の両方にとって最大の利益となる」
ここまでリーグ最高のツーウェイ・プレイヤーの一人として、またリーグ最高の支配的なビッグマンの一人としてペリカンズを引っ張ってきたデイビス。だが今季は混戦極めるウエストにおいてペリカンズを上位に導けずにいた。
ペリカンズは来季に5年約240億のスーパーマックス契約を提示することができるが、もしリッチ・ポールの言う通り契約を提示されてもサインする意思がないのであれば、ペリカンズは見返りを求めデッドラインまでに彼をトレードする可能性が高い。
なおデイビスは少し前に代理人をレブロンの代理人を務めていることで有名なリッチ・ポールグループに変更しており、その際はレイカーズへ移籍するための布石なのではと噂されていた。更には先日、レイカーズがスーパースターの獲得に動くならヤングコアの放出に前向きとの報道が。
このデイビスの話とレイカーズの話がつながっているかは定かではないが、現時点でレイカーズか昨季も噂になっていたボストン・セルティックスとのトレードが最有力といったところかもしれない。
今後の展開を待つしかないが、どんな展開になるだろうか。