今季のルーキー・オブ・ザ・イヤーレースはマブスのルカ・ドンチッチとホークスのトレイ・ヤングに絞られたと言っていいだろうが、序盤から印象的な活躍を披露してきたドンチッチに分があると見ているファンは多いだろう。
だが後半戦でドンチッチ以上の活躍を披露しているトレイ・ヤングは、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に自身を持っているようだ。彼の以下のコメントをUSA Todayが伝えている。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーはシーズンを長い目で見る賞だ。序盤はみんなドンチッチがルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得すると言っていたし、それに値した。彼はとてもうまくプレイしていたし、俺はベストにプレイしていなかった。でも俺はまだうまくプレイしている。後半で、逆転したんだ。
シーズンを長い目で見れば、みんなが考えるよりも俺のほうがより近いと思うね。
後半戦でのトレイ・ヤングの活躍はたしかに素晴らしく、ドンチッチよりも素晴らしいプレイを見せているかもしれない。とはいえそれはあくまでのヤングと比較した場合の話であり、後半戦のドンチッチが素晴らしくないかといえばそうでもなく、ドンチッチも素晴らしい活躍を見せている。
それほどこの二人の活躍はレベルが高いと言え、ヤングの言う通りシーズンを長い目で見ても、どちらかを選ばと言われれば難しい話だ。
この二人の内どちらかを選ばねばならない投票者は例年以上に頭を悩ませることになりそうだ。