今季レギュラーシーズンで大躍進を果たしプレイオフに進出したネッツは、初戦のシクサーズ戦で勝利を記録した。
試合ではバックコートのディアンジェロ・ラッセル、スペンサー・ディウィンディ、カリス・レバートがそれぞれ20得点以上を記録したのだが、ネッツの指揮官を務めるケニー・アトキンソンはこれからの試合カリス・レバートが重要になってくると感じているようだ。彼の以下のコメントをThe New York Postが伝えている。
カリス・レバートはXファクターのようなものだ。彼はベンチから試合を変える。
彼が今季帰ってくるのか?すぐに帰ってくるのか?わからなかった。確信がなかった。私は「OK。来年もう一度素晴らしいカリスになって復帰させよう。」って感じで期待していた。だが彼が以前の彼のように上手くプレイしているというのは、とても大きなことだね。
レバートは今季序盤から平均20得点近くを記録しブレイクが期待されていたが、11月の試合で恐ろしい怪我に見舞われ離脱していた。
足が異常な方向に曲がっておりアトキンソンが危惧したように今季の復帰は絶望視されていたが、予想されていたほど大きな怪我ではなく、2月に復帰。以降はベンチから出場し試合感を取り戻している。
シクサーズ戦では効率よくショットを決め勝利に貢献したレバート。今季オールスターに選ばれたディアンジェロ・ラッセルに注目が集まりがちだが、指揮官がXファクターとしたレバートにもぜひ注目したい。