MVP級の活躍を披露したポール・ジョージの存在もあり、プレイオフでも躍進が期待されたオクラホマシティ・サンダー。だがリラードのヒストリカルなショットの前に屈し、またもやプレイオフ序盤で敗退してしまった。
そんな中シリーズを通して弱点を晒し続け、昨季と何も変わっていないことを証明してしまったラッセル・ウエストブルックに批判が集まっているが、彼は周囲の批判を一蹴したようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
もし俺のキャリアを2,3試合で測定するなら、そうすればいい。
それは俺にとって全く意味を成さない。前にも言ったように、俺は目覚めて、3人の素晴らしい子供を見て、笑顔で起きて、幸福になり人生を楽しんでる。もし俺が誰かより悪くても、そうでなくても、そのことについて何かを変えるつもりはない。俺は人間として自分が誰かわかってるし、自分について言えるとわかってる。自分のできることもわかってる。自分の能力をわかってる。自分がやってきたことをわかってる。自分ができないこともわかってる。だからOKなんだ。毎日幸福に起きて自分の人生を楽しんでる。もしみんなの話していることがわかってなくても、それがどんなものであれ、みんなそのことについて話し続けるだろうし、俺は自分の人生で行き続けるつもりだ。
俺がボールを保持しすぎという会話がなされていたが、俺はこの3年間ほどリーグのアシストをリードして、黙らせてきた。そして今はシューティングについての話だ。来季はより良いシューターになるつもりだ。その後は多分、俺の左足は右足より大きいと言われるだろう。そんなもの知るか。
だからその点で、俺はみんなの言ってることや、みんなが俺について思っていることを全く気にしていない。
本人も言及していたように今季はシューティング面が序盤から不調であり、それはシーズンを通して改善しなかった。
昨季もプレイオフ敗退を喫した際、ウエストブルックの処遇について様々な憶測が飛び交ったが、ウエストブルックが現状から脱しない限り、彼の評価は下がることはあっても上がることはないだろう。
来季で31歳となるウエストブルックだが、これからどこまで自身の評価を覆せるだろうか。