先日行われたプレイオフカンファレンスセミファイナル第7戦ラプターズ対シクサーズはラプターズのクワイ・レナードが放ったブザービーターによって劇的な幕切れとなった。
その際に話題になったのが、シクサーズのジョエル・エンビードが人目を憚らず涙を流したこと。そしてそれを宥めるラプターズのマーク・ガソルだった。
そしてエンビードはガソルについて以下のようにコメント。Yahoo Canada Sportsが伝えている。
ガソルはとても礼儀正しいし、彼をとても尊敬しているよ。彼と喋ったことを共有するつもりはないけど、確実にあの瞬間や今後のキャリアでの自分を正しい場所に導いてくれた。彼のことは尊敬しているし、素晴らしい男だよ。
スポーツの美しい瞬間を提供した彼らには称賛しかない。エンビードにとって、忘れられない時間になったことだろう。
全方面に敵意を剥き出しにするスタイルや常にヘラヘラしていることからテキトーな男にも見えるエンビードだが、競争意識や闘争心といったものをこのシリーズでは示したと言えるだろう。来季の成長に期待したい。