今季もプレイオフでウォリアーズ相手に敗れ、シーズンを終えたヒューストン・ロケッツ。
とはいえ来季もチームの柱であるジェームズ・ハーデンとクリス・ポールを中心にチームを作っていくだろうが、この2人もトレードの対象になるかもしれない。
ESPNによれば、ロケッツのGMはロスターをより良くするのなら全ての選手をトレード対象とみなすつもりだという。
ヒューストンのダレル・モーリーGMは、全ての選手と交渉で利用できる指名権を使ったロスターの改善に積極的な願望を示している。ジェームズ・ハーデンのシナリオを想像するのは難しいが、契約がまだ残っているクリス・ポールでさえも取引に使われる可能性がある。
ハーデンとクリス・ポールは素晴らしい選手ではあるが、34歳ながらマックス契約2年目のポールは金額に見合った活躍をしているとは必ずしも言い切れず、年齢の上昇と共に給与も上がっていくため、これから非常にコストパフォーマンスの悪い選手になっていく可能性が高い。GMからしてみれば、ポールは衰えが顕著になる前に放出したいというのが本音だろうか。
とはいえポールが来たことによってロケッツが1段階上のチームになったことも確かであり、その辺の評価はGMにとって非常に難しい仕事になっている。
ハーデンの放出はあり得ないだろうが、もしGMが来季の重要選手とみなされていた選手全てをトレードの対象とするならば、マーケットでの新たなダークホースになる。どんな動きを見せるだろうか。