制限付きFAになりその動向が注目されているディアンジェロ・ラッセル。
今季ネッツをプレイオフに導いた活躍により株を上げた彼だが、元レイカーズ球団社長であり2年前のドラフト直前でラッセルをネッツに放出したマジック・ジョンソンは彼について以下のようにコメント。The Athleticが伝えている。
彼は今良くなった。より成熟した。(当時とは)違う選手だ。より成熟したね。
私が唯一言えることは、彼は当時未熟だったということだ。常に得点を記録できそうだったが、ニック・ヤングの件(当時ロッカールームで女性関係の話をしていたヤングとの会話を無断で録音しそのデータが流出。チームメイトが誰も口を利かなくなる事件があった)もあって選手たちは誰も彼とプレイしたがらなかった。だが今は周りの選手とうまくやっているし、違うレベルに達しているね。
当時レイカーズがラッセルを放出した動きを批判するファンも多く、誰が言うとんねんと突っ込みたい気持ちもわかるが、もしレイカーズが彼を放出していなかった場合、そのトレードで得たドラフト権を使って獲得したカイル・クズマはレイカーズで飛躍しなかっただろう。またラッセルはネッツに移籍した当時から活躍したわけではなく、現ネッツHCケニー・アトキンソンの懸命な指導によるものが大きい。
だがネッツはカイリー・アービングと相思相愛という噂がある。ジョンソンやニック・ヤングもおらず、ポイントガードを探しているレイカーズ行きはラッセルにとって魅力的な選択肢となり得る。どんな決断を下すのだろうか。