FA市場が近年にない盛り上がりを見せているNBAだが、一方でサマーリーグが始まりロスター入りを狙うドラフト外や下位指名若手選手がアピールを続けている。
というわけで、CBSSportsが選ぶ「めちゃくちゃ早い」ルーキー・オブ・ザ・イヤーランキングを紹介しよう。
1位 ザイオン・ウィリアムソン
ウィリアムソンはレブロン以降のベストプロスペクトの一人と考えられており、彼の体格はリーグで問題なくやれると見られている。というか、リーグが彼の体格を問題としているかもしれない。彼には少し再建段階にあるペリカンズで多くの出場機会があるだろうし、チームの速いペースとディフェンス能力はウィリアムソンがビッグスタッツを叩き出す手助けになるだろう。怪我がなければ、彼以外がルーキー・オブ・ザ・イヤーのトロフィーを獲得するのは難しい。
2位 ジャ・モラント
彼の運動技量はエリートであり、すぐにグリズリーズオフェンスへの手綱が与えられるだろう。彼の大学2年目シーズンの爆発的な得点能力のおかげで、何人かの人間はアシストによって国をリードできる人間だとは思っていないのかもしれない。メンフィスには彼の周りにスコアラーがいないが、特にジャレン・ジャクソン・Jrと共に、彼は得点とアシストをできるようになるはずだ。
3位 RJ・バレット
唯一のデュークでのシーズンを送る前はドラフト1位指名が有力視されていたが、国のプログラムで信じられない最高の数字を出したのにもかかわらず、目を引くチームメイトであるザイオン・ウィリアムソンのせいで、彼は影を落としてしまった。大きなFAの動きがなければ、彼はニックスのスカッドに入り、正しい方法で競争することを許されれば、そのサイズと強度によって得点とアシスト両方で多くの機会があるだろう。効率さで苦しむかもしれないが、彼はルーキーとしてソリッドな数字を残すことができるはずだ。
4位 マイケル・ポーター・Jr
ルーキーシーズンになりそうだったシーズンを休んだあと、彼はナゲッツに適応すると期待されており、彼のプレイは他のルーキーの誰よりも予想できない。彼がウエスタンカンファレンスのNo.1シードを争うはずの素晴らしいデンバーにおいてローテーションに割って入るのなら、高校時代トッププレイヤーと評された能力と才能を披露する可能性がある。シーズン全体でベンチに座る可能性もあり、ガベージタイムにしか見られない可能性もあるが、彼の才能に基づけば、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの真剣な検討に値する。
5位 コビー・ホワイト
モラントを除けば彼はドラフトのベストポイントガードと考えられており、将来のポイントガードではないと捉えられているクリス・ダンがいるブルズのスカッドでスコアリングとプレイメイキングの能力を示すだろう。彼はザック・ラビーンとボールを共有する必要があるし、決して簡単ではないが、彼の195cmというサイズはすぐにNBAの試合に慣れる手助けになるだろう。
おまけ
9位 八村 塁
ウィザーズが八村を指名したとき、何人かを驚かせた(八村はチームの誰とも話をしていないと言っていた)。彼がビッグ・タイムでの得点者になるとは予想されていないが、NBAのスペーシングはブラッドリー・ビールの周りでのスコアラーを探しているワシントンのチームでの彼を手助けする可能性があるかもしれない。
昨季はルカ・ドンチッチトレイ・ヤングがデッドレースを繰り広げたが、果たして誰が新人王を受賞するだろうか。