昨季ケミストリーの不和から不調に陥り思ったような成績を残すことができなかったボストン・セルティックス。チームリーダーを務めるカイリー・アービングにはリーダーらしからぬ振る舞いや言葉遣いからリーダーシップ欠如が指摘されることが多かった。
そしてこのことについて、アービングは自身の能力が不足していたことを認めたようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
俺が持っていた多くのバスケットボールに対する楽しみは消えていった。
俺は一年中保っていた表情ってのがあって、誰も俺に近づかなかった。それは本当に悩んだ。そして俺は必要なカウンセリングやセラピーを受講しなかったんだ。その事実は認めなければならない。
ボストンの環境で戦うことができると思っていた多くの戦いは、準備ができていなかった。いくつかの選手に対して俺は失敗した。彼らにシーズン中持てるすべてを与えなかったんだ。俺がリーダーであり、みんなを結びつけるという点で、俺は失敗した。
メディアに対する言動や試合後の振る舞いなど誰が見てもリーダーとして決定的な何かが欠けているように見えた昨季のアービング。シーズン途中にはチームの顔になりたいという理由でレブロン率いるキャブズを離れたことをレブロンに電話で謝ったと語っていた。
もう27歳と若いように見えるがこのリーグではベテランの選手となりつつある彼だが、ネッツではどれほどの改善を見せてくれるだろうか。