今夏行われたドラフトでニューオーリンズ・ペリカンズから1位で指名を受け入団したザイオン・ウィリアムソンは、その体格や能力からしばしば若い頃のレブロン・ジェームズと比較されてきた。
だが、ペリカンズのHCを務めるアルビン・ジェントリーはザイオンとレブロンの比較をするつもりはないようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
ザイオンとレブロンを比較するべきではない。我々はそんなことをしていない。我々はザイオンとザイオンを比較している。できるだけベストなザイオンになってほしいんだ。他の誰とも比較しない。彼には自分の名前を使ってベストな選手になってほしいし、比較はしない。
比較されることが避けられないことはわかっているが、我々は固定観念に囚われない。
高校時代から注目を集め一時は「ネクストレブロン」とも騒がれたザイオン。
昨季驚異的なロングショットを武器にしていることから「ネクストカリー」と呼ばれたトレイ・ヤングがカリーよりもスティーブ・ナッシュ的な選手であったように、現時点ではザイオンも実際にNBAでプレイしてみなければわからない部分が多いだろう。
注目は集まるだろうが、ザイオンには自分に集中し己の道を突き進んでもらいたい。