先日、ラプターズの中核であるカイル・ラウリーがラプターズと1年の延長契約を交わしたと報道された。
一部ではトレードでの放出を容易にするためとも言われているが、チームメイトのフレッド・ヴァンブリートはラウリーの残留を喜んでいるようだ。彼の以下のコメントをTSNが伝えている。
カイルが残留してくれてとても嬉しいよ。俺達はできるだけ彼に残ってほしいと思ってる。昔は(アメフトで言えば)クオーターバックとバックアップのクオーターバックがいて、その二人は共存できなかった。だけど俺達はともにプレイできている。彼が居るのは良いことだよ。
ここ2シーズンはスタッツが下がっているものの来季中に34歳となるラウリーは7シーズンに渡ってラプターズに所属し、現スパーズのデマー・デローザンと共に現在のラプターズの中枢を作り上げた功労者。リーダーでもありチームメイトからの信頼は厚く、チームにおいて重要な選手であることに変わりはない。
今季ラプターズは昨季優勝を果たす原動力となったクワイ・レナードがFAでクリッパーズへ移籍したことから、苦しい戦いを強いられるのではと予想されている。チームリーダーのラウリーにかかるプレッシャーも昨季より増えるだろうが、今季も力強いプレイでチームを引っ張る活躍に期待したい。