先日行われたフェニックス・サンズ戦でステフェン・カリーが左手首を骨折したというニュースは、ウォリアーズだけでなくリーグ全体に衝撃をもたらした。
だが、レジェンドの一人でありESPNで解説者を務めるポール・ピアースは、カリーの怪我をポジティブに捉えているようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
クレイ・トンプソンがシーズンを離脱したことで、ロスターが動いた。多分カリーの怪我は不幸中の幸いだと思う。怪我なんて誰も見たくない。彼らはドラフト上位指名権を取れるだろうし、そこから再建できる。
追い打ちをかけるように、ウォリアーズは先発のドレイモンド・グリーンとディアンジェロ・ラッセルが数試合を欠場すると発表した。
カリーが負傷した際はメディアでタンク(わざと負けて)をしてドラフト上位指名権を得るほうが後々のチームにとって良いのではとの意見も出たが、ここ数年無類の強さを見せてきたウォリアーズがそのような決断を下すとは思えない。
シーズン後半にはカリーが復帰できそうだが、今季はウォリアーズにとって悪夢のようなシーズンになりそうだ。