昨季ラプターズを栄光に導く活躍を披露したクワイ・レナードは、FAでホームでもあるロサンゼルス・クリッパーズへ移籍した。
FA解禁前からレナードの移籍について多くの噂が飛び交っていたが、ラプターズのサージ・イバカはレナードのラプターズ離脱に心を痛めていたようだ。彼の以下のコメントをClutch Pointが伝えている。
俺の友達の一人だったから、少し傷ついたね。でも彼は素晴らしいやつで、素晴らしいチームメイトだった。彼を失って、そりゃ少し傷ついたよ。だけど、ホームに帰ろうとしたやつに腹を立てるつもりはない。
俺たちは既に知っていたよ。ホームに帰りたがってる感じだったからね。俺たちがチャンピオンシップを獲得した後、もしかしたら考えが変わってあと1年残ろうとするんじゃないのかって思ったけど、そうはならなかったね。
ラプターズとしてはFAになって見返りなしに出ていくというリスクを冒してまでもレナードを獲得し、チャンピオンシップ獲得という最高の結果を残した。
開幕前今季のラプターズは苦戦するのではとの予想が多かったが、ここまで14試合で10勝4敗と好調を維持している。
確率はとても低いだろうが、ファイナルでラプターズとクリッパーズが戦うことになれば、非常にドラマチックな戦いになりそうだ。