ここ数年王朝を築いてきたゴールデンステイト・ウォリアーズだが、今季はここまで5勝22敗とウエスタンカンファレンス最下位に沈んでいる。
チームを率いるスティーブ・カーHCはわざと負けるつもりはないと言う一方で今季が若手を育てるシーズンであることを認めているが、そのプロセスにおいてドレイモンド・グリーンの指導が大きな役に立っているようだ。彼の以下のコメントを San Francisco Chronicleが伝えている。
今季が若手選手を育てるシーズンであることを我々はわかっている。ドレイモンドの指導、チームに与えるアドバイス、コートで選手たちを組織する方法は信じられないことだよ。
その間、ステフとクレイは過去５年間の疲れをとるための休みを怪我という不運な方法によって得ている。ドレイモンドは５年間全ての試合に出続け、今もここにいる唯一の選手なんだ。
昨季のファイナルでクレイ・トンプソンが負傷離脱し、オフシーズンにアンドレ・イグダーラとケビン・デュラントが他チームへ移籍し、シーズン序盤にステフェン・カリーが負傷離脱。ここ数年の強さを支えてきたウォリアーズの選手は、現在ドレイモンド・グリーンのみとなっている。そのためグリーンとしても難しい状況にあるだろうが、彼はすぐそばにある自分の仕事を遂行しているようだ。
今季は難しい状況がシーズン終わりまで続くだろうが、ドレイモンド・グリーンは引き続きウォリアーズにとって不可欠な存在になることだろう。