昨季ウォリアーズで素晴らしい活躍を披露し、プレイオフで大けがを負うもオフにFAでネッツへ移籍したケビン・デュラント。
昨季はシーズン途中でウォリアーズのドレイモンド・グリーンと口論を繰り広げ大きな話題になったが、ウォリアーズの指揮官を務めるスティーブ・カーはシーズン途中からデュラントの感情の変化を感じ取っていたのかもしれない。カーのコメントをThe San Francisco Chronicle が伝えている。
彼は年末中にはグループから消えている感じだった。時々そういうものを感じたんだ。
我々はFAについて一度も話をしなかった。たとえ私が彼のコーチだったとしても、それは私の仕事ではないからね。私はシーズンに集中したし、チーム全体をシーズンに集中させたかった。すべてのスタッフの努力はチームのプレイのためだった。
選手たちがFAになるときはいつでもそうだけど、私はケビンが人生で新しい道を開く権利を完全に尊重したよ。
仮にカーが感じ取っていたものが本当だったとしても、デュラントがプレイオフ終盤までウォリアーズの勝利のために貢献したことは変わりようのない事実。デュラントが批判されることはないだろう。
今季はアキレス腱断裂の影響で全休するとみられているが、来季のウォリアーズ戦では会場の盛り上がり方に注目したい。