開幕前チームの象徴でもあったラッセル・ウエストブルックをロケッツへトレードし、再建期へ進むとみられていたオクラホマシティ・サンダー。
だがその代わりにやってきたクリス・ポールやポール・ジョージのトレードでやってきたシャイ・ギルジャイス・アレクサンダーなどの活躍によって、プレイオフ争いを演じるまでの活躍を披露している。
その中でリーダーシップを発揮しチームを牽引しているクリス・ポールだが、サンダーへのトレードは驚きの出来事だったようだ。
当時の状況について、彼は以下のようにコメント。SIが伝えている。
シーズン後ロケッツと接触して、「もし選手たちを違う方向へ持っていきたいなら今すぐ俺たちに連絡してくれ」と言ったんだ。そうやって俺たちは何かを把握することができた。
彼らは違う方向へ持っていかないと言った。モーリー(GM)は俺にオクラホマシティへ行きたいかと聞いてきた。俺はNoと言って、そしたら彼は「L.A.から選んでここにきたから、君はトレードしない」と言ったんだ。彼は俺に何の借りもなかった。だけど、それがコミュニケーション全体の問題だったんだ。
人々は自分のストーリーを伝えようとする。でも俺はこの瞬間にいる。何かが起きれば動くし、それに適応する。今のために、俺はバスケをやる必要がある。体の状態は良いし、興奮してるよ。
昨季プレイオフ敗退後ハーデンとポールが口喧嘩をしたという報道があり、その時からロケッツには大幅なロスター変更を行うのではとの噂があった。ポール自身もそれを感じ取っていたようだが、トレードされるとは思っていなかったようだ。
先日のロケッツ戦では28得点を記録するなど、今季は自身がまだリーグトップポイントガードであることを示すシーズンとなっている。
プレイオフ進出のためにも、さらなる活躍に期待したい。