今季ピストンズと契約すると、ここまでチームトップとなる平均18.9得点を記録しているデリック・ローズ。そのおかげか、今冬マーケットで彼の獲得を狙っているチームがいるとされている。
ピストンズとしてはローズはトップスコアラーであり、また手薄なガード陣の一人として重宝してきたが、どうやら風向きが変わっているのかもしれない。The Athleticによれば、ピストンズはデリック・ローズを引き換えにドラフト上位指名権を狙っているという。
ピストンズはデリック・ローズに関する取引について、ロッタリーレベルの1巡目指名権を提示されることを歓迎している。
もしピストンズがチームトップスコアラーである彼を放出し上位指名権を狙っているのだとすれば、ピストンズは再建に向け動き出すことになり、トレード噂のあるアンドレ・ドラモンドなどスタメンの放出も厭わない動きをするだろう。
だがロッタリーピックは基本的に現在下位に沈んでいるチームが持っているもの。デリック・ローズはそういったチームから関心を持たれているのではなく、チャンピオンシップを狙っているチームから関心を持たれているため、ピストンズの思惑通りに事が進むとは思えない。
デッドラインまであと1週間を切ったが、ピストンズは難しい選択を迫られることになりそうだ。