日本時間2月7日行われたバックス戦に敗れ、4連敗を喫してしまったフィラデルフィア・シクサーズ。イーストの強豪と目されているが、今季はイーストでペイサーズやヒートの後塵を拝し6位にとどまっている状況だ。
スペーシングなど不調の原因は様々だろうが、チームのリーディングスコアラーであるジョエル・エンビードは自身について態度に問題があると感じているようだ。彼の以下のコメントをESPNが伝えている。
楽しいジョエルに戻ろうとしてるんだ。
シーズン全体を通して、俺は自分にまじめになれと言い聞かせてきた。でもみんなが俺を見て気分が悪いか根暗に見えてるんじゃないかと感じてたんだ。俺は勝ちたい。だけど同時に、違う態度をとろうとしてる。でも明らかにうまくいってないんだ。楽しいジョエル、楽しい性格に戻る必要がある。だけど集中はするよ。できる限りチームを助けたい。
昨季は平均27.5得点を記録しながら、今季は23.1得点と明らかに本来の実力を出すことが出来ていないエンビード。その長い手を使って観客を盛り上げたり全方位に敵を打っていくスタイルのイメージが強かったが、今季はそういった場面を見せることがあまり多くなかったようにも見える。勝ちたいという意識が先行し、まじめにやり過ぎていたのだろうか。
シクサーズが復調するにはエンビードの活躍が不可欠。勝利意識が高いことは素晴らしいが一度肩の荷を下ろし、初心を思い出してもらいたいところだ。