今季のオールスターはシカゴで行われ、3年目のビッグマンであるバム・アデバヨがスキルチャレンジで優勝し、現役屈指のジャンプ力を誇るデリック・ジョーンズJrがアーロン・ゴードンを抑えダンクコンテスト覇者になるなど大きな盛り上がりを見せた。
だがその裏で、主催会場に本拠地を置くチームは転換点に立っているのかもしれない。
chicago.suntimesによれば、シカゴ・ブルズがフロントオフィスの刷新を検討しているという。
いくつかのNBA幹部によれば、ブルズはフロントオフィスに新しい顔を追加する初期段階にあり、その職はゼネラルマネージャーとされている。ある幹部は公式の場所でなく裏ルートを通じて候補者と話し合っており、検索は広く行われていると述べた。
ここ2年連続でプレイオフ進出を逃し、今季も8位と5ゲーム差の10位と低迷しているシカゴ・ブルズ。今回行われたオールスターでもブルズで参加した選手は3ポイントコンテストに出場したエースのザック・ラビーン一人だけと寂しい状況となっていた。
ドラフト上位で獲得したラウリ・マルカネンやウェンデル・カーターJr、コビー・ホワイトなどもまだ成長段階であり、そのポテンシャルを十分に発揮できているとは言い難い。
人気チームであり大きな期待がかけられているが、難しい時間はまだ続きそうだ。