先日行われたフェニックス・サンズ戦で、ピストンズのデリック・ローズは両チームハイとなる31得点を記録し、勝利に貢献した。
ピストンズは冬のトレード市場でチームの顔だったアンドレ・ドラモンドをキャブズへ放出し、再建へ舵を切ったように見えるが、その中でローズは平均26.3分の出場でチームハイとなる平均18.3得点と一人気を吐く活躍を披露している。
そのローズが、「ミスをすること」の重要さを語ったようだ。Clutch Pointが彼のコメントを伝えている。
俺は全てのミステイクを見てきた。俺は若い時から素晴らしい選手を相手にしてきた。ミスをしながらプレイできたし、ミスをしてきたから今の自分がある。逆境を経験しながらシカゴでプレイして、若い時から大きな期待をかけられたから、今の自分が作られたんだ。
史上最年少でシーズンMVPを獲得したが後に様々な怪我を経験し、引退を考えた時期もあったローズだからこそ、彼の言葉には重みがある。
エースのブレイク・グリフィンが膝の怪我でシーズン全休となりプレイオフ出場が絶望的となっているピストンズ唯一の希望となっているが、まだまだ彼はその存在感をリーグに見せつけることだろう。