ここ数年低迷期を過ごし、今季もここまで22勝43敗と目標にしていたプレイオフ進出が絶望的となっているシカゴ・ブルズ。
プレイオフ進出が絶望的な以上タンキング(わざと負けてドラフト上位指名権を獲得しようとすること)や残り試合勝敗を気にせず若手選手の育成シーズンとすることも想定されるが、チームのエースとして奮闘しているザック・ラビーンはタンキングに反対のようだ。現在大腿四頭筋の怪我で離脱中の彼は以下のようにコメント。Chicago Sun-Times.が伝えている。
それ(タンキング)はまずフロント陣が俺と話したいことだろうね。選手たちは知ってるけど、俺はシャットダウンしたくない。全く気にしてない。俺は何よりもまずバスケットボールをすることが好きなんだ。自分のためにも、試合に出てシーズンを終えたい。
先日25歳になったばかりのラビーンは6年目の今季キャリアハイとなるシーズンを過ごしており、ここまで平均25.5得点を記録。チームのトップスコアラーとしてブルズを牽引していた。
ブルズは現在イースト11位であり、プレイオフ圏内である8位オーランド・マジックとのゲーム差は8。後がない状況となっているが、ここ10試合は3勝7敗と不振から抜け出せずにいる。
来季のことを考えると無理に勝つ必要もなさそうだが、フロント陣はどんな決断を下すだろうか。