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ベン・ウォーレス「ドラフトでカーメロを取ってたらタイトルを獲得できなかったと思う」

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1位でレブロン・ジェームズ、3位でカーメロ・アンソニー、4位でクリス・ボッシュ、5位でドウェイン・ウェイドがドラフトされた2003年のドラフトは、史上最も活躍した選手の多い年として知られている。

だが2位でピストンズに指名されたダーコ・ミリチッチは全く活躍できず、その年ピストンズはタイトルを獲得するもミリチッチはピストンズに貢献することはなかった。

もしミリチッチではなく3位以降の3人のうち誰かをドラフトしていれば、ピストンズの陣容はかなり変わったものになっていただろうが、このことについてピストンズのレジェンドであるベン・ウォーレスは以下のようにコメント。NBC Sportが伝えている。

もし俺達がカーメロをドラフトしたら、チャンピオンシップを獲得できていなかったと思う。

メロは正しい方法でプレイしたがってた。チームのケミストリーを壊す可能性があったんだ。ダーコがドラフトされて、彼はチームにきてこのチームでプレイする準備が出来ていないと言った。彼が役割を受け入れることで、構築して成長し強くなり、最終的にチャンピオンシップを獲得することが出来たんだ。もしカーメロがドラフトされていれば、ティショーン・プリンスがあのようなタイプの選手になることはなかっただろう。俺達がチャンピオンシップを獲得した裏には、俺がこれまで見てきた中で最高のブロックを彼が決めて、俺もたくさんブロックショットを決めたことがある。それがチームの持っていた度胸のタイプだった。

プリンスのブロックというのは、イースタンカンファレンスファイナル第2戦でプリンスが決めた歴史的かつ捨て身のブロックのことだろう。この試合はピストンズがチームで19ブロックを叩き出した。


この年のピストンズはディフェンス力でNBAトップに上り詰めたチームであり、もし圧倒的なスコアリング能力を持ちながらディフェンスに難のあるカーメロがドラフトされていればチームはガラリと変わっていたかもしれない。

なおミリチッチはNBAを離れた後格闘家に転身し、全く違う人生を過ごしている。

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