3月中旬にプレイヤーのコロナウイルス感染が発覚しNBAのシーズンは中断された。当初は最低でも2週間の中断と発表されたが、5月になろうとしている今でも再開の見込みが立っていない。
シーズンの中止が現実味を帯び始めている中、ウォリアーズのHCを務めるスティーブ・カーは以下のようにコメント。ESPNが伝えている。
我々は17試合を残してるから違うんだろうけど、プレイオフ進出は無理だ。我々のシーズンはもう終わったように感じるよ…公式にどうなるかはわからない。
リーグが我々に復帰して試合をプレイしてほしいと頼むことチャンスはまだあるだろうけど、我々は怪我によって厳しいシーズンを過ごした。選手たちと連絡し続けてるケースが増えてるけど、みんな同じように想定してる。もう深く関与することはないね。
ウォリアーズは開幕前にケビン・デュラントやアンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンなど近年の功労者が退団。
さらにファイナルで前十字靭帯を断裂したクレイ・トンプソンに加え、シーズン序盤にステフェン・カリーが手を骨折し長期離脱したことで、ルーキーやGリーグを主戦場とするツーウェイ契約の選手、ドラフト外の選手などが試合に出場する謎チームと化していた。
就任後今季開幕まで米スポーツ史上に残るスピードで勝利を積み重ねてきたカーにとって今季は間違いなく忘れたいシーズンだろうが、もし再開されるとなれば、来季につながる活躍を披露してもらいたいところだ。