「ジェームズ・ハーデンが過大評価されていると思う」五つの理由

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ここ数年圧倒的なスコアリング能力でNBAを牽引してきたロケッツのジェームズ・ハーデンだが、チャンピオンシップに近づいたのはウエスタンカンファレンスファイナルで敗れた2シーズンだけと苦戦しており、ここ2年はカンファレンスセミファイナルで敗れている。

スコアリング能力は史上最強に近いながらチームを上に導けないことから「過大評価」のレッテルを張られることも多くなってきている中、米メディアFadeaway Sportsが過大評価されている理由を5つ挙げていたので、紹介しよう。

懐疑的な勝負強さ

ジェームズ・ハーデンはオクラホマシティ・サンダーでシックスマンをしていた時でも、レギュラーシーズンで常に素晴らしいプレイヤーだった。ハーデンの能力は卓越していてオフェンスで支配できるスキルを持っていたことから毎年MVPに選ばれそうなシーズンを過ごした。だがどんな理由であれ、彼は重要な瞬間にその能力を再現していないように見える。彼は勝利を導くための重要なショットを決めるために十分なハングリーさを持ち合わせていないように見えることから、勝負弱いのではとの当然の疑問が残る。

とても重要なのは、ハーデンには消えている時間があったということだ。そのため多くの批評家はハーデンがポストシーズンに「窒息」する傾向があると指摘しているが、それは彼がレギュラーシーズン中に設定した基準を満たしていないことを意味している。2012年のNBAファイナルでの彼の残念さや2018年ウエスタンカンファレンスファイナル第7戦での酷いシューティングを見ると、彼の勝負強さは確実に疑わしいものだ。

数えきれないポストシーズンの失望

NBAで勝利することは簡単ではないが、それがフランチャイズがなんとかチャンピオンシップを狙おうとする唯一の理由でもある。素晴らしいNBAプレイヤーがチームに寄与できなかった場合、単純に疲れすぎているため批判するのは簡単すぎるだろう。だがジェームズ・ハーデンは素晴らしいではなくスペシャルなタレントで、バスケットボールを支配することから多くの期待を抱かれている。言うまでもなく、彼がファウルを多く奪う傾向があるため、彼の試合の仕方には多くの批判が集まる。

ドワイト・ハワードと共にしたヒューストン初期の頃は成功に導けなかったが、彼はハワードが全盛期で勝つチームの準備が出来ていなかったため、パス能力を取得した。だがフロントオフィスがマイク・ダントーニ前HCやクリス・ポールを獲得したことで、ヒューストンは2018年のウエスタンカンファレンスファイナルでウォリアーズを追い詰めた。もしハーデンが普通にプレイしていれば、あの残念なシューティング無しでシリーズを突破できたかもしれない。そしてクリス・ポールがラッセル・ウエストブルックに代わってもうまくいかなかった。

全体的に、ハーデンはとんでもないタレントであったが、NBAファイナルにチームを導くことは出来なかった。毎年スーパーチーム無しにファイナルにチームを導くことは簡単ではないが、ハーデンの能力はポストシーズンには向いておらず、それが彼を過大評価とする大きな理由でもある。

ディフェンス

ハーデンのディフェンスは時々とてもショッキングだ。ディフェンスへの敬意が完全に欠如していることを示したハーデンほどの能力を持つ選手は今までの一人もいないだろう。ハーデンは酷いディフェンスプレイのハイライトを持っている。これはフランチャイズをリードと期待されている選手にとって受け入れられないものだ。

年が経っていくにつれてハーデンがペイントディフェンダーとして成長したとしても、我々はハーデンがキャリアを通じて何回もディフェンスで諦めているところを見ている。彼はディフェンシブなプレイが出来、彼が望めば優れていることを示せるが、継続性が全くない。我々はレブロン・ジェームズのような選手が、昨季のNBAプレイオフでの試合でスペシャルなディフェンスを示し、重要な時にできるかを見てきた。昨季プレイオフサンダー戦第7戦で見せたチームのシリーズ突破を決める決勝ブロックは印象的だったが、彼が時々見せる全体的なディフェンスの欠如は受け入れがたい。

リーダーシップ

ジェームズ・ハーデンはまだ信じられないタレントで、今までで一番素晴らしいシューティングガードの一人で、我々が今まで見てきた中で最もワンオーワンの強い選手の一人だ。だがそういった素晴らしい選手が持っているような形にできないリーダーシップを彼は持ち合わせていないように見える。もし彼が持っていれば、ロケッツは彼のリーダーシップで少なくともファイナルに一回は進出しているだろう。

彼のスーパースタープレイヤーとしてのリーダーシップの無さは他の歴史的なSGと比較すれば証明できる。マイケル・ジョーダンは巣ポール市場最も優れたリーダーであり勝者で、コービー・ブライアントは勝負強さがあった。ジョーダンとコービーは珍しい存在だったが、ハーデンは他のSGにも近づいていない。ジェリー・ウェストは複数回ファイナルに導き模範を示したリーダーだったし、もちろんドウェイン・ウェイドは3つのリングを獲得しファイナルMVPに一度選ばれ、常にプレッシャーのかかる場面でベストだった。ハーデンには史上最高のリーダーのボディーランゲージも形にできない精神的鼓舞もない。それが彼がチャンピオンシップの期待に応えられなかった大きな理由だ。

バスケットボールの時代的背景

ジェームズ・ハーデンは信じられないほどのスタッツを持っていて、19-20シーズンは平均34.3得点を記録し平均12.4本の3ポイントを試みた。更に平均11.8本のフリースローを放ったが、それは彼がフリースローラインと3ポイントラインから得点していることを意味している。彼はキャリアを通じて平均25.2得点44.2%のFG成功率を記録してきた。そして8.8本3ポイントを試みて成功率は36.3%だ。こういったスタッツを見つけるのは非常に難しく、2020年のバスケットボールにおいて特に驚くべきでない数字でもある。

ハーデンのプレイスタイルは今日のルールに完璧に適合している。ファウルが簡単に奪え、ひょっとしたらジェームズ・ハーデンよりもファウルを貰っている選手はいないかもしれない。そして彼はレフェリーからファウルを貰うために頭や腕を使うことが非常にうまく、そのことについてロケッツファンは支持していない。リーグはまたディフェンスのチェックを規制してもいる。そしてそれはハーデンがスクリメッジスタイルで簡単に50得点を記録できることを意味しているのだ。

ジェームズ・ハーデンはスーパースターであり簡単に殿堂入りするだろうが、彼のプレイスタイルは彼が史上最も優れたレギュラーシーズンパフォーマーになることを手助けしている。プレイオフでは馬鹿気だファウルはそれほど貰えず相手チームはハーデンをよりクレバーに守るため彼は残念ながらプレイオフで自身の能力を発揮できないし、リーダーシップと勝負強さは常に疑問が残る。

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