日本時間1月20日行われたワシントン・ウィザーズ戦で、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが今季最多となる30得点を記録し、チームを勝利に導いた。
先日行われたオクラホマシティ・サンダー戦でケビン・デュラントが味方と交錯し膝を捻るというアクシデントに見舞われ、約4~6週間ほどの離脱が発表されていた。そのためアウェイ限定とはいえデュラントがいない今アービングにはオフェンス面でより多くの圧力がかかることになる。
だが、アービングにプレッシャーは関係ないようだ。ウィザーズ戦後このことについて聞かれたアービングの以下のコメントをESPNが伝えている。
俺はプレッシャーが好きなんだ。プレッシャーの中で、自分で一番いいところを引き出せる。またフロア内外で会話がどうであれ、チームとそのエネルギーを牽引することが出来るんだ。
みんなからのすべての責任に答えようとしているけど、それでも完璧にはならないだろう。でも完璧にしようとするつもりはない。誰かの代わりを担うことなんて俺たちには出来ない。だけど俺たちが出来るのは記録される、されないスタッツシートを埋めること。ハードにプレイした試合が終わった後に、どうなっているかを見るだけさ。
今季のネッツは総合すると素晴らしい数字を残しているが、一方で強豪チームとの対戦では全く勝てていない状況が続いていた。アービングの復帰でその傾向が変わるように見えたが、デュラントの離脱により混戦模様のイースト上位を抜け出すことが出来るのか不安視する声もある。
ウィザーズ戦のアービングの活躍は正にそういった声を吹き飛ばすようなものだったが、デュラントがおらずハーデンがらしさを全く発揮できていない今アービングのプレイはチームで最も大きな注目を集めることになりそうら。