今季開幕前ロサンゼルス・レイカーズへ移籍しチームを牽引する活躍が期待されていたラッセル・ウェストブルックだが、ここまで多くのファンの期待を裏切り不調に陥っている。
レイカーズがチームとして不調なため4000万ドル以上のサラリーを受け取っているウェストブルックには大きな批判が集まっているのだが、なぜ彼はここまでの不調に陥っているのだろうか。
今回はHoopsHypeがまとめた「ラッセル・ウェストブルックがレイカーズの選手として不調に陥っている5つの理由」を見てみよう。
リム周りの非効率性
驚きではないかもしれないが、ウェストブルックの身体能力は衰えており、彼のオールラウンドなプレイは鳴りを潜めている。
ある統計的数字を見てみよう。ウェストブルックがリムから3フィート以内に放ったシュートは、全アテンプト中34.4%。これはキャリアで6番目に悪い数字であり、19-20シーズン41.5%だったことを考えると中に切り込むことが出来ていない。
ただ、その数字はレブロン・ジェームズとプレイしているから出ているとも言える。彼がゲームをコントロールしている場合、クリエイトとプレイメイキングを行っているためチームメイトはスポットアップシュータになる必要がある。
だがウェストブルックがリム周りでアテンプトを減らしているだけでなく、58.2%と成功率もキャリアワーストレベルなのだ。64.0%の成功率を記録していたシーズンもある事を考えると、明らかに衰えている。