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ダミアン・リラード「俺のハートはポートランドにある」

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先日ノーマン・パウエルとロバート・コビントンという今季序盤からチームの主力を担ってきた選手をトレードで放出し再建に向け動き出すのではと言われていたポートランド・トレイルブレイザーズは、日本時間2月9日未明長らくチームのセカンドスコアラーとして活躍してきたCJ・マッカラムをトレードでニューオーリンズ・ペリカンズへ放出した。

これによりブレイザーズのスコアリングガード2枚看板体制は完全に終了。さらに怪我により今季終盤までの離脱が報じられているダミアン・リラードの去就にも注目が集まっている訳だが、現状について聞かれたリラードは改めてポートランドに忠誠を誓ったようだ。彼の以下のコメントをNBA.comが伝えている。

今まで俺は優れたポイントガードとして、リーダーとして精神的な休息が無かった。全てが上手くいくようにチームが成功するように、自分の体を正しくキープしようとしてきた。常にチームを成功に導きたいと思ってきたから、プレッシャーや重荷を常に背負ってきたんだ。ここ10年ずっとそんな感じだったけど、今季は明らかに調子が悪くて怪我を直さないといけないと思っていたから、精神的、身体的な休みを取ることになった。そして今はリハビリに専念できている。毎日子供と一緒にいるし、妻と一緒にいる。そういうことは今まで全くできていなかったし、平和な場所にいる。

俺のハートはポートランド・トレイルブレイザーにある。俺はここで勝ちたい。そういう計画に自分の身を置くことで、復帰した時ベストなレベルでプレイできると思う。俺はチャウンシー・ビラップス(HC)のファンだし、彼を好んでいる。素晴らしい関係を築いているし、HCとして成長し続けると思っている。

俺はジョー・クローニン(暫定GM)のファンだ。彼は俺に我々のプランは再建ではなく勝利のための構築だと伝えてくれた。だから俺は彼が正式なGMになることを望んでいるし、彼の言葉を信じている。

ポートランド・トレイルブレイザーズがリラードの放出するのではとの噂は一切流れておらず、これまで忠誠を誓いチームのアイコンとなっている彼を放出することはないだろう。ここ数日の動きは完全な再建ではなくあくまでも来季に向けた充電期間を過ごすためであり、キャップスペースを開け若手プレイヤーを積極的に起用する状況を作り出すことに成功している。

いずれにせよ今季のブレイザーズの楽しみは非常に限定的になった訳だが、リラードにはチームの絶対的エースとして、クラブの象徴として、まずは完全な健康を取り戻すことに期待したい。

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