オフシーズンベテランミニマム契約という超意外な形でロサンゼルス・レイカーズに加入した23歳のマリク・モンクは、ここまで期待以上のパフォーマンスを披露し称賛を集めている。
ただベテランミニマム契約であるため今季を終えると再びFAになる。まだ若く成長する余地を残しているモンクはシーズン終了後多くの選択肢を持つことになるだろうが、彼は将来について以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
将来のことを見ていないと行ったら嘘になるだろう。俺はここにいるのが好きだ。ここで再びプレイしたいけど、NBAでこの先どんな事が起こるか誰もわからない。これはビジネスだしね。だけど間違いなく俺はここでプレイするのが好きなんだ。
ルーキーから4年を過ごしたシャーロット・ホーネッツでは確かなベンチスコアラーとして活躍してきたものの、その不安定さと素行不良が懸念材料となり制限付きFAになってしばらくレイカーズ以外からオファーを貰うことが出来なかった(本人談)モンク。
だが今季はここまで平均13.0得点FG成功率47.1%(どちらもキャリアハイ)を記録。序盤こそベンチからの出場が多く限定的な役割だったが、ラッセル・ウェストブルックの出場機会が減少している今年以降に限ると、平均16.2得点FG成功率47.2%3ポイント成功率43.4%と非常に安定感のある数字を残している。
年齢や残している数字を見るにレイカーズが来季以降もベテランミニマム契約で彼を保有するのは不可能に近く、新たにキャップスペースを空けた上で彼にオファーする必要がある。それに値するかどうかはプレイイントーナメント出場に向け負けられない戦いが続く残りレギュラーシーズンの活躍が鍵になってくる訳だが、彼はここからどんな活躍を披露してくれるだろうか。